福沢: 解説はベン。アナウンスは福沢でお送りします。さて、ベン解説員。アメリカ雇用統計(2月度)の発表が3月7日にありますが、今回は、それまでに発表されるいくつかの重要指標の解説をお願い出来ますでしょうか。

ベン: 3月3日(月)には、2月ISM製造業景況指数の発表がある。1月実績を見ると、51.3に低下していることから、新規受注と生産が大きく落ち込んだことが要因であると考えられよう。

福沢: はい。そして、3月5日(水)午後10時15分発表予定のアメリカ2月ADP雇用統計があります。予想は、+15.8万人と出ています。そして、参考となる1月実績は、+17.5万人。ベン解説員、これをどう見ますか?

ベン: 新規失業保険申請件数の推移を見る限り、雇用者数の伸びは1月実績を多少下回る可能性がある。大寒波の影響は十分考慮されるべきであるが、市場予想は妥当な水準かどうか、見定めていく必要がある。

福沢: なるほど。そして、雇用統計と時同じくして、7日(金)に午後10時30分、1月貿易収支の発表を控えています。予想は、前月比-390億ドルと出ています。これはどうでしょう?

ベン: 参考となる12月の貿易収支は-387億ドル。輸出が-1.8%、輸入は+0.3%。消費財輸入が過去最高となったが、原油の輸入価格が下落したことで、貿易赤字の拡大は抑制された。1月については、輸出の伸びがやや抑制されるとの見方が多いことから、市場予想をどう判断していくべきか。

福沢: そうですか。では、最後に7日(金)午後10時30分に、2月雇用統計です。予想は、非農業部門雇用者数が+15.0万人、失業率は6.6%と出ています。

ベン: 参考となる1月実績は、非農業部門雇用者数が前月比+11.3万人、失業率は6.6%だった。新規失業保険申請件数の推移を見る限り、大幅な改善は期待できない。ただし、大寒波の影響は十分考慮されるべきであり、2月の数字が予想通りあれば、量的緩和策の縮小継続が濃厚である。失業率については、1月と同水準と予想されているが、低下傾向に変わりはないとみられているのだ。

福沢: ありがとうございました。それでは、また次回お会いしましょう。

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