FX取引会社において、取引方式のひとつに「NDD方式」というものがございます。
NDDとは、「ノー・ディーリング・デスク」の略称であり、ディーリングを介さない取引、つまりFXにおけるインターバンク市場の金融機関と直接取引しているという方式の事なのです。
このNDD方式を採用しているFX取引会社は、ユーザからの注文が届くと、そのまま自動的にインターバンク市場金融機関にオーダーします。このことを通称「カバーを取っている」と言われますが、NDD方式により、ユーザは注文後すぐにカバーと取ることが可能となります。


NDD方式で、思い通りのトレードを実現!

では、直接カバーを取れると言うことは、どういうメリットがあるのでしょうか。その前にNDDと相反する「DD方式」について、少し説明いたします。DD方式を採用しているFX取引会社は、ユーザから注文が入ると、すぐにインターバンクへカバーを取るとは限らないのです。特に大量のトレーダーによる売買が拮抗している場合等によって、カバーを取らないことが多いと言われています。しかも、この方式の場合は、経済指標発表などの相場急変動時において、ディーラーの判断で約定を拒否されることも考えられます。つまりは、思い通りの注文が出来ないデメリットが、常に存在しているのです。


NDD方式とDD方式の違いにより、ユーザが受ける影響とは

このことから、NDD方式を採用しているFX取引会社は、安心して約定拒否されることなく、思い通りのトレードが行えるということです。では、具体的にどのような違いがあるのかを検証してみましょう。NDD方式の場合は、ユーザが注文を出した時点ですぐにカバーが取れるのですから、FX取引会社が間に入る余地がございません。このような会社は、実は世界的に共通となるインターバンクのレートに、すでに1pips程度の利益を上乗せして、ユーザに提示しているため、そのようなシステムでも利益を回収出来ているというわけです。
一方で、DD方式の場合は、ディーラーの人的要因も絡んでくる場合もございますので、NDD方式に比べると少々透明性に欠けます。実は一昔前には、このオーダー方式を悪用して、レートを少しずらして約定したり、損切等のストップを促進させたりという噂もあったほど、不信感が募っている時代もあったのです。

ただし、NDD方式採用のFX取引会社のスプレッドは、他の会社に比べて広くなっていることが多いです。どちらを優先すべきかを念頭におきながら、FX口座を選んでいくことも重要な要素のひとつと言えます。

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