スリッページとは、例えば米ドル日本円で取引をしている際に、「1ドル100円」で買ったドルを「1ドル101円」になった時点で売りたいとします。FXでは、この予約注文方法を「指値注文」といい、一方でドルが100円から下がった場合の損失を拡大させない為の予約注文を「逆指値注文」と言います。
FXは時には、経済指標発表やサプライズ、主要トレーダーによる大量の売買が発生して、相場の急変が起こる場合がございます。この注文を入れている際に、指定していた為替レートで決済されずに、通り越して約定されることがございます。それを「スリッページ」と言います。


なぜ、スリッページは発生するのか?

指値注文の場合であれば、つまり儲けが多く出るのであれば問題ないのですが、損失が予定より拡大されてしまうとなると大変なことです。トレード計画が狂ってしまい、今後の取引に支障を来てしまう恐れがあるのですが、なぜこのようなスリッページが発生してしまうのでしょうか。
これはFX取引会社が使用しているサーバの能力が主な原因であり、ある時間に集中して売買注文成された際に、処理の限界を超えてしまうと起こってしまうことがほとんどです。最近のFX取引会社は、より強固なサーバを大量に導入しているため、このようなことは起こりにくくなりましたが、ゼロではありません。このようなスリッページが起こりにくいFX取引会社を選ぶことも重要となります。


スリッページが起こりにくいFX取引会社の選び方とは?

では、どのようなFX取引会社がスリッページが発生しにくいのでしょうか。それを判断する材料の一つに、「約定力」と呼ばれるワードがございます。これは先ほどの「指値注文」「逆指値注文」の他に、通常の売買時点での決済に対しての成立する確率の高さを表しています。数字としてはなかなか表現しづらい点でありますので、この「約定力」の表現方法の一つに、「○○研究所調べによる、5年連続約定力No.1」「安定した約定力!選ぶなら○○」などとしている会社が多いです。
この高い約定力にて安心してFXトレードを行う為にも、信頼性を充分に調査し、スリッページが起こりにくい会社を探していきましょう。また、スリッページへの対策としては、指値・逆指値注文の際に価格変動の許容幅を予め設定し直すことや、重要な経済指標発表の際は注文そのものを先に決済しておき、俗にいう「エントリーを手仕舞い」しておくことも視野に入れておくことで、予定外の損失を防ぐことが可能となります。

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