FXに慣れ始めたトレーダーが陥りやすいスタイルに移動平均線やボリンジャー・バンド、MACDなどテクニカル指標にだけ頼ってトレードを行ってしまうというものがあります。

確かにこうしたテクニカル指標は、組み合わせ次第でトレードの幅が広がり、正しく活用すれば勝率や収益率の向上を図ることのできる便利なツールではありますが、相場はテクニカル通りにだけ動くものではありません。

特に長期的な流れに影響を与えるのは、ファンダメンタルズです。

ファンダメンタルズとは、経済の状況を意味するもので、各国の経済状態や経済政策などが該当します。

そして、このファンダメンタルズを詳しく分析し、その後の為替レートの値動きを予想する方法がファンダメンタルズ分析と言われるものです。

では、ファンダメンタルズにはどういった項目があるでしょうか。

最も為替レートに対して強く影響しているものは、金利動向です。

金利は一般的に高くなることで、通貨の価値も上昇し、逆に低くなることで下落します。

そのため、各国の中央銀行が利上げ・利下げを示唆・実行した場合には、テクニカル指標を無視し、一定の方向に動いてしまいます。

ですから、金利に関しての噂や動きがある通貨は、急激な値動きのあるリスクを含んでいることを念頭に置いた上でトレードを行うようにしましょう。

また、紛争や戦争、災害といった地政学リスクもファンダメンタルズの1つです。

例えば、日本の3.11東日本大震災が発生した直後1ヶ月間において、ドル円は82円台から戦後最高値となる76円台まで急激な下落を見せました。

この下落もテクニカル指標だけで予想できるものではなく、それらに従った多くのトレーダーはロスカットされたと言われています。

このようにファンダメンタルズは、為替市場に常に影響を与え続ける要因の1つですので、決して軽視してしまわず出来るだけアンテナを広くして情報を収集するよう心掛けて欲しいと思います。

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