豪 : 悠郎って、ところでテクニカル重視派だったよな?

悠郎: FXトレードにおいては、テクニカル重視のトレードスタイルであっても、各国の経済指標分析は度外視してはいけないんだよ。

豪 : テクニカルは普段のトレードでは通用するけれど、そういう発表のときは、全く関係なくなるもんな。

悠郎: 特に、アメリカの経済指標発表が重要なんだ。その中でも、「非農業部門雇用者数」と「小売売上高(前月比)」の2つのうち、どちらの指標がより影響力があるか調べたレポートが公表されているんだ。分析期間を2009年から2012年に設定し、該当期間のデータを、その指標と比べた結果があったよ。

豪 : へぇ、そのくらいの長い期間だったら、FX為替レートの値動きの連続性を確保出来るよな。

悠郎: そうそう。さらに、リーマンショックによる金融危機影響を取り除いているんだって。

豪 : たしか、2008年頃の話だよな。しっかりした、為替の変動に絞った連続性のあるデータになりそうだ。

悠郎: さらに、比較する通貨は、為替レートが変動する通貨62種類。また、PACIFIC Exchange Rate Serviceで公開されている通貨のうち、その期間内のデータが揃っているものとしたんだ。

豪 : それぞれの通貨は、対USドルにて売買したものに絞ったんだよな。それで、結果はどうなったんだよ?

悠郎: その「非農業部門雇用者数」と「小売売上高(前月比)」2つの指標と、為替レートの相関係数を計算した結果、小売売上高(前月比)と為替レートとの相関は、結論から言うと、対USドルにおいて小売売上高と為替レートは、そこまで影響していないことが分かったんだ。

豪 : 経済為替ニュースでは、重要ランクも割と高めなのに、意外な結果だな。

悠郎: 一方で、非農業部門雇用者数との相関を見た正の相関を示している通貨は、「米国の非農業部門雇用者数が増えるとドル安(比較通貨高)」になり、「米国の非農業部門雇用者数が減るとドル高(比較通貨安)」になる傾向を持っていたんだよ。

豪 : へぇ!やっぱり、アメリカ雇用統計って、FXのキングなんだな。

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