FXトレードを普段していると、経済為替ニュース等でよく耳にする事が多い「QE3」。今回はこの話題について考えてみましょう。

QEとは、様々な要因で経済が危機に直面した際に、中央銀行が市場に介入する金融政策です。

分かり易く言うと、「市場のお金を意図的に増加させる」というもので、金利を上下させる事で調整をしています。

具体的には、景気が悪いときは金利を引き下げて、企業の貸出すお金つまり需要を増やすのです。

逆に、景気に過熱感が出て、市場の相場に支障を来すときは、逆に金利を上げて、市場のお金を減少させるといった調整、いわゆる量的金融緩和のことです。

この金融政策「量的金融緩和」がもうすでに3回目ということで、今行われている金融緩和のことをQE3と呼ばれており、FX相場においてもこの政策のおかげで非常に今後が読みやすい展開となっているのです。

つまり、今は中央銀行が、市場に意図的に売買とは全く関係なく、お金を流し込んでいる状態なのですが、現状USドルはすごく余っていて3年前のなんど3倍までになっています。

市場にそれだけお金があるということは、不動産投資や設備投資等をしやすくなるように金利を抑えられるので、企業や民間人にとってもまとまったお金が借りやすくなるのです。

FXトレードにおいても、あのような金融危機があったにも関わらず、これだけ値動きが安定してきたのはまさにこのQE3のおかげなのです。

では、この緩和がなくなるとどうなるのでしょうか。アメリカのFRB議会において、現在救済措置で行われているQE3の効果を徐々に減らしていくと明言したのです。

そのためにはアメリカの失業率が6.5%を上回らなければならないため、先ほどの指標発表が今後の為替レートに大きく影響するということなのです。

そうなると恐らく、景気が下がり回復しかけていたアメリカの景気がまた下がりかねません。

そうなるとFX為替相場の対米ドルのトレードは、非常に難しくなっていきます。気をつけて今後の動向に注目しましょう。

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