加部: そういや、川瀬はどのテクニカルを使ってトレードしているんだ?

川瀬: 特に決めてないけど。

加部: じゃあ、どうやってテクニカルトレードしてるんだよ。

川瀬: それはだって、ある一つのテクニカルを徹底的に分析して使いこなすのも大事だけど、どの相場でも同じテクニカルが通用するとは限らないからね。あるプロとレーダーは「同じ相場は二度と起きない。それなのに、なぜ同じテクニカルを使うの?」って言ってたけど、同感だね。

加部: なるほど、つまり相場に合わせて使うテクニカルを変えているってわけだ。

川瀬: その通り。僕の場合は、トレンドが出ている時はMACDとボリンジャーバンドで、手堅く行くけれど、チャートが凪状態つまりレンジ相場になったら、全く違うテクニカルを使っているよ。

加部: 何だよ、何使っているんだよ!教えて。

川瀬: ある2本の線が交差する事で売買サインを示すストキャスティクスという、ジョージ・レーンという方が提唱した分析方法なんだ。

加部: 交差する事でサインを出すなんて、他にもいっぱいあるじゃん。

川瀬: この線の計算方法に特徴があって、特に効果を発揮するシーンが、急激な上昇(下降)トレンドが発生した後のレンジ相場において、戻しといわれる売り(買い)サイン、つまり逆張りにものすごく有利なんだ。

加部: これまでのテクニカルツールは、トレンドに乗る為に行って来たけれど、これはトレンドが発生した後に有効なんだな。

川瀬: その通り。その代わり、手仕舞のサインが出ているのにポジションを持ちすぎたり、利益確定のタイミングが遅れるリスクもあるから、充分注意するように。

加部: トレンドがない場合って、こういうテクニカルを使用しないと、当てずっぽうで適当なエントリーが多発するから、相場の状況に合ったテクニカルツールを見つける事が大事なんだな。

川瀬: そうだね。ストキャスティクスは、その中でも相場の細かい波にすごく反応するテクニカルだから、トレンドのない短期売買に向いているツールなんだ。

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