福沢: 解説はベン、アナウンスは福沢でお届けします。さて、ベン解説員。いよいよ、明日3月7日(金)は「アメリカ2月雇用統計」の発表ですね。非農業部門雇用者数の市場予想は、前月比15.0万人増と見ていますが、いかがでしょうか?

ベン: そうなれば、1月の11.3万人増から伸びが拡大するということになる。拡大したのか、平均に戻ったのか、これがポイントであろう。

福沢: そうですね。ただ、そんな中、一部の先行指標で気になる結果が出ています。

ベン: ADPの発表じゃな。2月雇用統計は前月比13.9万人増発表したが、予想の15.5万人増を下回ったほか、1月分も12.7万人増と17.5万人増から下方修正されておる。

福沢: はい。雇用統計の事前予想として、とても大きな影響力があると言われる「ADP雇用統計」であるため、明日3月7日(金)の雇用統計への懸念が浮上しています。

ベン: 2月ISM非製造業総合景況指数の雇用は47.5と、1月の56.4から大幅に低下しておる。50を割り込むのは、昨年5月以来で最低となるネガティブサプライズといえよう。また、市場エコノミストによると、失業率が1月と同様の6.6%を維持すると見ておるのだ。

福沢: そうですね。FOMCによりますと、この低水準によって、利上げを検討する目安とする数値「6.5%」にほぼ並ぶ格好になります。

ベン: これ以上、失業率が一段の低下を続けるのであれば、次回のFOMCで何らかの形でフォワードガイダンスが変更されるとの思惑が一段と強まっておるのだ。

福沢: なるほど。FOMCは3月18日から19日にかけて、今後の金融政策の大きなカギを握る決定が成されると見られています。

ベン: そのためにも、明日の雇用統計の内容が、すべての判断材料となる。ここ数年においては、世界中で最も注目される「アメリカ雇用統計」発表となるだろう。

福沢: ありがとうございました。それでは、また次回お会いしましょう。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で