デモなら勝てるけどリアルでは負けてしまう
デモなら勝てるけどリアルでは負けてしまう人、僕も含めて結構多いはずです。
この問題の本質部分について今回は考えてみたいと思います。
この本質を理解すると損をする機会が減るはずです。
デモなら勝てる人はどうして勝てるのか?
リアルではどうして負けてしまうのか?
考えられる原因は一つしかありません。
それは、デモは所詮デモであり身銭を切らないために損失が出ていても痛くも痒くもないためです。
つまり、損失が出ていても損切りなんてせずにロスカットになっても良いからとホールド出来てしまうからなんです。
でも、リアルなら損失を出してしまうのは苦痛ですし、建値まで一生戻ってこない可能性に気付き始め資金を失う恐怖が生まれてしまいます。
この違いはずばり「資金を失う恐怖」の有無です。
ハイレバであればあるほどこの恐怖感は高まります。
ボタンを押した瞬間逆行し、あと1時間以内に死ぬ予感を感じるあの感覚、なかなか気持ち悪いです。
デモなら戻ってくることを予想できるけど、リアルなら戻ってこない気がする、というか戻ってこない。
戻ったとしても、その頃にはロスカットされているだろうと思ってしまうんです。
でも、デモなら戻ってくるまで放置できるから、結局勝てちゃうんですよね。
あと、デモだと思い切ったトレードが出来ますよね。
暴落中に全力買いとか、リアルでは中々しにくいトレードです。
例えば、サポートラインまで急激な勢いで下落していたとして、サポートを割り込んだ時点で全力買いはリアルでは結構勇気が要ります。
分析で反発するだろうと思っていたとしても、反発を確認してから恐る恐るボタンを押しています。
でも、デモならこれが出来ちゃんですよね。
これが僕が思う本質部分です。
本質をリアルトレードに活かす
上記の話の要点を押さえて、リアルトレードでどうするかに置き換えるとこうなります。
デモなら放置できる→放置できるくらいのレバレッジに押さえる。
デモなら思い切りの良いトレードが出来る→リアルでも思い切りの良いトレードが出来る枚数でトレードする。
結局自分の資金が減る恐怖を取り去る事は出来ないのですが、少なからずデモで出来てリアルで出来ない違いを自分なりに整理してみると新しい発見があるかもしれません。
自分なりの手法を確立するまではデモトレードで勝率の良い方法を確立してからリアルトレードに移る方が、資金面から考えると効率的です。
デモは練習にならないと思い込んでいるあなた、リアルでは出来なくてデモだからこそ出来るトレードってのがあります。
この違いによってエントリー方向が真逆になるので、この問題をちゃんと受け止めるのが稼ぐ為の早道になるはずです。
ハイレバは諸刃の剣ですので、失敗すると致命傷になりますので、ハイレバを使う場面をしっかり精査出来る様になりましょう。
少なくとも、デモもリアルも同じトレードが出来るなら何の問題もありませんがね〜(´∀`*)
ハイレバを全力で使う機会はデモを制覇してからです!
次の記事はこちら→ルールを持ってエントリーポイントを予測しておく