自分の性格を知る
FXのトレードスタイルって人の性格がモロも出ますよね(;´∀`)
頭で自分のトレードスタイルとか、自分の性格とか理解しているつもりでも、いざ!という場面で本性がむき出しになります。
負けたときに限って、いつも通りしておけばな・・・と後悔するのも飽きてきました。
僕が思うに、大きく区切ってトレーダーは2種類の人種に分けられると思うんです。
普段から真面目にコツコツ貯金をするタイプは堅実なトレードであまり冒険をしないタイプ。
このタイプは無茶な逆張りなどせずに、素直にトレンド追従する賢いトレードをすることが多く、一般的にこのトレードスタイルが正解とされています。
大きく勝つことも少ないけど、大きく負けることも少なく、あまり強制ロスカットになったりしないタイプ。
一方、僕みたいにギャンブル性の高いトレードを好み1日で1万円を50万円、100万円にしようとする一攫千金タイプ。
普段からパチンコや競馬などをしている人が多いような気がしますが、僕はパチンコ競馬は一切しません(`・ω・´)
このタイプは、ギャンブル依存症の人と同じで、過去に少ない資金で大勝ちした実績があり、その興奮を忘れられない無謀とも言えるトレードを普通にするあまり賢くないタイプ。
ですが、5chなどでも数人見かけた記憶がありますが、ハイレバを使って億トレーダーになるのはこのタイプです。
今回は、これらのトレーダーが行うであろうトレードスタイルについて客観的にみて、どちらが総合的に自分に向いているのかを見直す機会になれば良いと思ってこの記事を書きました。
この違いを理解できていれば、いざ!といいう場面で自分にブレーキをかけられるかも知れませんからね・・・
両者の簡単な比較テーブル
ざっと思いつく限りまとめてみましたが、どう考えても堅実型が有利に思えてきましたw
一攫千金型 | 堅実型 | |
---|---|---|
狙うPIPS | 100~200 | 10~20 |
損切り | 強制ロスカット | タイト |
寿命 | 短命 | 長寿 |
億トレ可能性 | 高い | 低い |
エントリーポイント | 少ない | 多い |
ストレス | やばい | 軽い |
中毒性 | 高い | 低い |
性格 | ハード | マイルド |
一攫千金型のトレード
一攫千金型の人は、軍資金10万円、レバレッジ500倍の状況だと、どんなトレードをするのか考えてみます。
というか、僕が10万円でトレードするときはこんな感じの比率になります。
プラン・特徴
30~40PIPSの余力は残しておきたいので、10万円で2ロット(20万通貨)のエントリーを行います。
プラン的には状況にもよりますが、 利益が20PIPS程出てきたら、とりあえず同値にストップをいれて安心を確保します。
エントリーする時点で、失敗するかも知れないと思っているけど、成功する可能性、期待値が高いと変な根拠を持った状態から始まりますが、 2~3回くらいは連続入金する覚悟をもって挑みます。
基本的に、その日のトレードの収支がプラスならホールド、あわよくば追撃ホールド、マイナスなら損失回復を狙う、その日の終始ベースなトレードになっています。
利確
強いトレンドに乗れたかな?と思うときは利確せずに、50PIPS間隔くらいで追撃ポジションをピラミッドで組み立てて、1~2円の値幅を狙っています。
※ポンド好きな理由として、この作戦が成功することが多いからです。
損切り
1回目のトレードで失敗したときは、2回目のトレードで1回目の損失を取り返して、その日のトレードはもうしません。
1、2回目共に損失がでたときは3回目のトレードで全て取り戻そうとしますが、それ以上入金したくないので、じっくり細かく利確しながら少しずつ回収して、全額回収したらトレードを終わります。
その日中に回収できなければ翌日に持ち越しで、回収できた時点で一息つきます。
回収できなかったら、ふて寝して流れが変わる(仕掛け筋が変わる)までトレードはしません。
5分足で何個も続く陰線や陽線がでない限り、損切りは極力控えてロスカットを見届けます。
損切りラインが強制ロスカットと同義です。
ある意味楽ちんです・・・
というより、損切りしたら資金が激減してしまい、ロットを下げざるを得ないので、自分のエントリーを信じるしかないのです。
エントリー
基本的にエントリーポイントはサポートレジスタンスの近辺であることが多く、そのときの攻防戦、どちらが有利か、どっちに勢いがあるか、何回跳ね返されているか、どれくらいの時間で戻ってきているのか、今回の角度は本気なのか、どうしようか、って感じでライン間際の攻防戦を1分足で見つめています。
なので、エントリースタイルは、その時々で順張り逆張りのどちらも視野にありますので、直前まで悩み倒します。
その分エントリーポイントは出来るだけ吟味しますが、瞬間的なオーバーシュートを見たら発作的に飛び乗ってしまうことも多々あります。
最悪ロスカットされたときは、勢いにもよりますが、再度同じ方向でエントリーする場合もありますし、ドテンするときもあります。
失敗すると往復ビンタですが。
ブレイクしてもすぐには飛び乗らず、反発を確認できるのなら確認します。
ブレイクしたときの勢いを一番重視して、相手の本気具合を図るのですが、この辺の精度は修行で強化するしかありません。
ちなみに、ボタンを押そうとしているときのの1秒って凄く長く感じますw
まとめ
一攫千金型は負けても大きく勝つときに全額回収できます。
負け続けると話は別ですが、負けないためにエントリーポイントやマイルールは日々進化していきます。
負ける回数が減り、かつ回数が増えると、億トレーダーへの道が開かれます
多分。
堅実型
堅実型の人は、軍資金10万円、レバレッジ500倍の状況だと、どんなトレードをするのか考えてみます。
このタイプのトレーダーは利確も損切りも設定がタイトで、資金に大きな変動があまりありません。
数ヶ月単位で資産運用しているイメージが強いです。
なので、10万円の資金なら、よく持って0.5ロット(5万通貨)くらいが妥当かなとおもったので、これで考えてみます。
このタイプは別にハイレバでトレードする必要もないのですが、少ない証拠金でトレードできますので、国内業者より必要資金を抑えられるのがメリットですよね。
プラン・特徴
損切りも利確も細かくタイトに行いますので、資金の変動幅が比較的安定していますので、精神的負担は少ないですが、大勝ちすることもありません。
勝ち逃げしてトレードを終える事ができ、翌日は翌日のトレードができるので、深追いしないし機械的なトレードができるため、真面目にFXをしている感がある。
利確
このタイプのトレーダーは、1日の終了ノルマ的なルールを持っている人が多く、1日10~20PIPSずつ積み重ねて、毎日数千円~数万円の利益をじりじりと積み上げてトレードプランを遂行できる凄いタイプです。
まだ狙える!と言う場面においても、欲張らず冷静に利確してその日のトレードを終える。
損切り
利確同様に損切りもタイトに行うので、ぼろ負けすることが少ないです。
そもそも、ハイレバをフル活用せず、余力をかなり残してトレードをするので、国内トレーダーから流れてきたトレーダーに多いタイプなのかなと思います。
自分の決めたラインで機械的に損切りしますが、レバレッジを落としているので、同じロット数でまたトレードができるため、次のチャンスも同じ期待値で狙えます。
強制ロスカットになることはほとんどないので、無駄に入金をしないで済みます。
エントリー
1回のトレードでそれほど大きな値幅を狙う必要も無いので、エントリータイミングは結構多いです。
レンジの上下限で逆張りも普通にできますし、トレンドも追従できる。
損失を限定できるので、エントリーの幅がそもそも広く、機会損失になりにくいです。
まとめ
トレードから感情を取り除いた機械的なトレードで、日々損失を限定しながら、長いスパンで着実に利益を伸ばしていく超堅実トレーダーです。
多くのトレーダーはこのタイプだと思いますが、トレードに面白みがあまりありません。
というか、面白みを求めてはいけないのか・・・
億トレーダーへの道はそれこそ何十年掛かるか分からないけど、利益で運用できる可能性が高いので、精神的ストレスが少なく、FXを投資として付き合える。
総合意見
僕は一攫千金型でトレードに過度なストレスを感じているので、ストレスの少ない堅実型に憧れを持っています。
人間的に、いや性格的にそういうトレードが出来ないので、無い物ねだりなのか、堅実型のトレードが素晴らしく思えてきましたw
一攫千金型で上手くいっていない人は、堅実型のトレードを意識してみるのも、この世界泥亀残るための一つの手段です。
同じく、利益の伸び悩みがある堅実型の人は、たまには一攫千金で遊んでみるのも面白いと思います。
堅実型が1ヶ月かけて勝ち取る利益を一攫千金型は数日で取ったりできますので、お互いに魅力を感じる部分はあるかと思います。
利益を重視するなら一攫千金型が有利ですが、損失を重視するなら堅実型が有利です。
でも、FXはいかに損失を抑えるのかがポイントになりますので、やはり堅実型が有利であることに変わりは無いのでしょうが。