大衆心理がいかにトレードにおいて重要かが分かるGIFを作って見ました。
このGIFはとある日時のポンドドル1時間足です。
GIFは10秒間隔で動きますので、その10秒間で次の値動きを予測してみてください。
この状況に遭遇したとき、いつものあなたならどうするかを重ねて真剣に考えて下さい。
テクニカルツールは一切使わず、ローソク足だけの分析です。
価格帯によるサポートレジスタンス、ローソクの傾き角度や形状、じらされる相場に置いて行かれる相場、これは数日間にわたる日常の値動きです。
どうでしょうか?
トレンド確認後、追従して成功しましたか?
レンジで逆張り成功しましたか?
出遅れる!置いて行かれる!と思ったとき突っ込みエントリーしていませんか?
何回くらい損切りして往復ビンタを食らいましたか?
相場を作っている人は凄く性格が悪いです。
大衆心理の逆を突いてくるのが常套手段です。
分かりやすいので言えば、東京全否定とか、指標前に上げて指標でたたき落とすとかそういう奴ですね。
サポレジやライン近辺での心理戦も常にあります。
大衆心理というのは、人間の本能が現れています。
誰もが損をしたくない、得をしたい、と思うのが当たり前です。
そして、チャートというのは世界中の人々が同じ物を見て同じような境遇に置かれます。
その時の心理状態はそれぞれ違うかとは思いますが、今すぐ儲けたい人、早急に損を取り戻したい人の考えはほぼ同じであると思ってください。
そういう人たちは、例えば意識されている価格帯で、今にもブレイクしそうな時、ここをブレイクしたら「100PIPSは一気に動く」と都合良く思い込んで大きいロットでエントリーしたりします。
そして、そういう風に直前の値動きを操作され、一気に抜くと見せかけてだまされてしまうんです。
経験ありますよね?w
頭で分かっていても、本能が都合良く考えてしまうので、そういう場面で逆張りが出来ないのです。
まして、大きいロットで一気に狙っているのなら、直前の操作された動きを見て、逆張りは仕掛けにくいのです。
そういう風に大衆心理を操ってくるのがHFです。
もちろん、僕は大衆心理の最前線で損をしています。
コレ捕まった奴多いんじゃね?って場面でいつも捕まるのが僕です。
いい加減、こういうことを意識しないと一生勝てないと思っていたので、GIFって見ました。
過去のチャートを見て分析する人がほとんどだと思いますが、結果が横に見えているので、なかなか勉強になりません。
また、過去のチャートを見ると、なるほどと簡単に解釈してしまい、次のトレードに活かしにくいんですよね。
スキャルピングを行う人も多いですし、1分足トレーダーも実は結構多いと僕は思っています。
1分足なんてだましの連続ですが、ハイレバスキャラーはコツを掴めば結構いけるのも事実です。
長期足のスインガーはノイズに左右されないので、精神的負担は少ない理由としては、ちょっとした揺さぶりに動じるほどストップが浅くないし、大衆心理の攻防戦が行われていることすら気にしていないかもしれません。
僕は1分5分1時間4時間日足を見ています。
エントリー直後なんて1分足に張り付いてしまいますw
1時間足の詳細は5分足12個分だし、1分足60個分のドラマがあるんです。
その中で、そういう心理戦が常に行われています。
だましくさいなと思える場面を一つでも多く見つけられるようになりたいと思います。
どうぞご活用下さいませ。