こんばんは、たかはしです。
この数日、時間があればずっと糞ポジチェッカーを見つめて相場と照らし合わしていました。
ハッキリ言って今までは糞ポジチェッカーの意味をよく理解しておらず、なんとなくポジションの偏りが分かるかな〜くらいにしか思っていませんでした。
しかし、この数日間ずっと見つめていた感想をお伝えしたいと思いましたので、記事にして整理します。
何を今更という感じですが、以外に僕みたいに知った振りの人が多いんじゃないかなと思いましてね・・・
糞ポジチェッカーの使い方
ちょっと頑張って勉強すればある程度使い方がわかってきます。
まだ勉強途中ではありますが、僕の解釈では糞ポジチェッカーは大きいストップロスが何処にあるのかを知るために使うためのツールだと思います。
ヘッジファンドという存在
相場の世界でハゲタカと言われるとても嫌らしい強大な組織です。
どんな手を使ってでも自分たちの利益を最優先にする投機家のプロフェッショナル集団です。
ヘッジファンドの常套手段として、ストップロスを刈り取るために、価格を自分たちの動かしたい方向へ価格を無理やり動かし利益を得ています。
チャートを見ていると、急上昇や旧滑降が始まったり、一方向にずっと動くときがありますよね?
根拠はありませんが、僕はそういう値動きはヘッジファンドの仕掛けだと思っています。
15分程度で終わる時もありますし、何度も何度もしつこく一定間隔で仕掛けてくる時もあります。
ヘッジファンドは今回の話で主役になりますので、上記の話をよく覚えておいて下さい。
今一番取引されている通貨ペアを知る
今現在どのペアが一番取引されているかをココでチェックします。
一番取引量が多いということは沢山の資金がそのペアに集中しているということです。
そして多くのストップロスがセットされています。
ストップロスを刈り取るのがヘッジファンドでしたね。
つまり、取引量の多いペアのストップロスが狙われやすいのですね。
相場を動かすには大金が必要
ヘッジファンド対ヘッジファンドの戦いもありますので、ヘッジファンドが価格を動かすと言っても絶対その方向に動くとは限りません。
ヘッジファンドでも価格を動かすことがリスクなのです。
ですので、少ない投入資金でより多くのリターンを得るために一番近くの大きめのストップロスを刈り取ろうとします。
ヘッジファンドはローリスクハイリターンで効率的に狙っています。
ストップロスを刈るとどうなるのか?
大きめのストップロスが実行されると、相場はどう動くのか?
そもそも、FXの仕組みとしてエントリーと決済が1セットになっています。
例えばドル円をロングでエントリーすると言うことは、ドルを買うということで、決済すると言うことはドルを売るということになります。
その差分がトレードの損益となる訳です。
相場は人気がある方向へ動きます。
この辺が複雑では有るのですが、ドル買いのトリガーになるのはロングの新規エントリーとショートの決済で、ドル売りになるのはロングの決済とショートのエントリーです。
よく聞くショートカバーなんてのは、下落相場でショートの決済が行われるため、一時的に上昇する仕組みです。
なので、ストップロスを巻き込むということはその流れを加速させる材料になるのです。
ヘッジファンドの動きを予測するためのツール
ヘッジファンドが一度のタイミングで仕掛けてくるかなんて本人達にしか分かりませんが、どこを狙ってくるかのポイントは僕達でも予測することが出来ます。
画像は2/2418時と19時の糞ポジチェッカーと言われるOANDAの未決済・注文とポジション状況です。
数日前から112.5のストップが狙われるのではないかと意識していたので、ずっと眺めていました。
そして、本日18時から19時の間に案の定ストップロスが突破されてしまいました。
この頃僕はTwitterで一応この件を伝えてはいましたが、どれだけの人に伝わったか・・・
ドル円112.5にストップ必ず狩に来るやろ!
ここ割れたら多くのロンガーが犠牲になって奈落行きか? pic.twitter.com/MdIZYlkPap
— FX取引に関するあれこれ@たかはし (@ecatom) 2017年2月24日
ドル円クソポジチェッカーから考えられるシナリオ
112.5割りロンガーのストップ焼き尽くす
↓
下落すると見せかけて、112円のストップより113円のストップの方がでかいのでそちらへ軌道修正— FX取引に関するあれこれ@たかはし (@ecatom) 2017年2月24日
一応のシナリオとしては、112.5のストップを割り込んで少し下落した所でヘッジファンドの決済により大きい買い戻しがあり、113円のストップが狙われるのではないかと思っていました。
何度も経験した自分のロスカット実行と同時に元の定位置に戻っていくあのパターンを想定していました。
で、突破した後糞ポジチェッカーでストップロスが消えたかを確認すると、ロンガーが減っていないではありませんか!
こりゃいかんと思い、もう一発Twitterで。
訂正
112.5のストップ割ったのに走っておらず、113手前のロンガーが減っていないので、おそらくストップロスを112にずらしたっぽい。つまり、ロンガーが手放すまで売り継続の可能性が高いので、戻り売り推奨
— FX取引に関するあれこれ@たかはし (@ecatom) 2017年2月24日
と書き込んだ後しばらくすると下落再開しました。
あれからあまり動いていないので、チェックは一旦終わりにし、記事を書いている次第であります。
糞ポジチェッカーの使い方
僕が思うに、このツール逆張りに適したツールだと思います。
反転しやすいポイントでエントリーがしやすくストップも浅めに設定できる。
しかも指値設定で十分対応可能だし、ハイレバだと効果は何倍にも倍増すると思います。
今日みたいにロンガーがストップロス値をずらして反転しない場合でも、浅いストップで損失を抑えやすいし、十分使えるツールであると確信しました。
天井ロングや底ショートで捕まる人(僕の得意技)は相場に飛び乗る癖があるので、それはHFのストップを狩るための仕掛けであることを意識すると、反転するポイントが予測できるので怖くて飛び乗れなくなるでしょう。
むしろ反転ポイントだけを狙う指値トレードスタイルになっていくんじゃないかな?
もう少し検証と対策をねっていきたいと思います。