以前、雇用統計必勝法というのがありました。
雇用統計発表直前の値動きを利用して、ハイレバで大きくエントリーする手法です。
簡単に概要を説明すると、雇用統計発表前のレートでエントリーして、発表直後数秒でクローズするような感じです。
かなりの高勝率ではありましたが、残念ながら今はもう使えません(汗
利用していたFX業者のサーバーが注文遅延を多発させていたので、もう過去の手法になってしまいました。

いろいろと調査分析した結果

それからというもの色々な視点で分析を繰り返しましたが、未だ結論がでないという次第です。
しかしながら、思考を整理しシンプルに物事を整理すると一つ有効であろう手法がありました。
この手法は昔から知られている手法ですが、今現在でもおそらく有効でしょう。
その考え方や手法をここにまとめておきます。

 手法概要

雇用統計に限らず、大型指標で30PIPS以上動く指標で有効です。
俗にいう「両建て」で、諸刃の剣です。
一言に両建てと言っても、ここで言う両建ては口座を分けて両建てを行います。

手法手順

ロング専用口座とショート専用口座を用意します。
この専用口座は同じFX業者を利用した方がなにかと都合が良いでしょう。
また、FX業者はハイレバ業者を利用してこそ本領を発揮します、
例えば、レバレッッジ888倍のXMなどが有名です。

手法の成功パターンと失敗パターン

失敗パターンは次のパターンが考えられます。

  • エントリー下方向と逆方向に余力以上の値動きがあり、強制ロスカットされる。
    →どちらか一方のポジションしかない状態で発表を迎える事はただのギャンブルに過ぎません。
    この場合、生き残っている専用口座のポジションに利益が出ているはずですので、即決済して損失を最低限に押さえましょう。
  • 指標発表前に値動きが乱高下して、両方向口座が強制ロスカットされる。
    →最大の損失が発生してしまいます。運が悪かったと諦める他ありません(涙
  • 発表直後の値動きが10PIPS以下で損失の方が大きくなっているか、損失と利益が相殺されている場合。
    →損失は最低限に押さえれそうですが、何のためにリスクを冒してまで勝負したのか分からなくなってしまいます。

成功パターンは上記以外となります。

手法シミュレート

たとえば10万円手元に軍資金があるとします。
次のように入金します。

  • ロング専用の口座に5万円
  • ショート専用の口座に5万円

XMでは入金額に対して30%のボーナスが付与されるので、5万円+1.5万円の6.5万円がトレードに利用できる証拠金となります。
上記のように入金するとロング用の口座とショート用の口座に6.5万円づつ証拠金がある状態となります。
6.5万円でどれくらいのポジションを構築できるかというと、コチラのツール「証拠金計算ツール」をご利用下さい。
ざっくり余力を見て6.5万円でドル円の場合50万通貨のポジションを構築できます。

確実に成功する保証はありませんが、過去の値動きを見ていると高確率で成功する事が予測できます。
過去の値動きは「羊飼いのFX記録室」をご覧下さい。

サーバー遅延の恐れがあるので、遅くても20秒前にはロング専用口座でロングを50万通貨、ショート専用口座でショート50万通貨のエントリーを済ませます。

発表直後に50PIPSの値動きがあったとします。
このとき反対方向に動いたポジションを保有する専用口座のポジションは強制ロスカットで決済されているでしょう。
XMは追証ゼロシステムがあるので、入金額以上の損失は出ません。

損益シミュレート

一方、エントリー方向に動いたポジションを保有する口座には利益が出ています。
ここで少し計算してみましょう。

利益口座:ドル円を50万通貨で50PIPS獲得できたという事は、25万円の利益が出ています。
入金額が5万円(ボーナス30%は出金できません)と利益の25万で30万円が口座に残っています。

損失口座:強制ロスカットされているので、入金額以上の損失は出ていません。
ここでは5万円の入金を行っているので、損失は5万円に限定されます。
両方の口座を相殺して計算すると+30万と-5万円で合計25万円の利益獲得となります。

過去の指標発表直前の値動きを動画で見ていると、発表直前に乱高下する事が年に数回あります。
この場合、おそらくどちらかの口座で強制ロスカットされてしまうので、この手法は失敗します。

しかし、10万円の入金で25万円の利益を獲得できるチャンスが1年のうち何回もあります。
毎月10万円を毎月均等に入金したとし、1年のうちに、3回失敗したと仮定します。
※強制ロスカットされた時点で片方の口座を決済するので損失は限定されるが、ここでは最悪のパターンで乱高下によって両方の口座のポジションが解消される事を想定して10万円の損失と仮定します。

成功回数9回×利益25万円 = 「+225万円」
失敗回数3回*損失30万円 = 「-30万円」
集計すると195万の年間利益となります。

なんの指標で実践するか

これは、一つの指標の場合の計算で、私の知る限り「米雇用統計」「豪雇用統計」が実践しやすいのではないでしょうか?
二つの指標で実践した場合、390万の利益を獲得できる計算になります。
もちろん単純計算による期待値ですので、誤差はあるでしょうが、十分に実用範囲にある手法だと思っています。

賛否両論ある手法

おそらく否定派が多い手法になるでしょう。
しかし、トレーダーの9割が1年以内に退場すると言われるこの世界。
はたして真っ当なやり方で生き残る事が出来るのでしょうか?
この手法でも生き残れる保証はありません。
しかし、この手法を使わなくても生き残れる保証もありません。
少なくとも、期待値が計算できるこの手法の方が現実的であると私は考えています。
ある程度資金がたまったら他の手法にシフトしてためのステップとして利用価値は十分あるかと思います。

この手法を記事としてまとめる事によって、私になにか特があるのかというと何もありません。

今現在、私も含め「勝てていないトレーダー」の引き出しが一つでも増えればと良いなという想いで、虫歯で痛い歯を噛み締めながらこの記事を書いています。

皆さんに幸ある事を切に願います。

ではまた!