ハイレバトレーダー≒ロスカット常習者

どうして、ハイレバトレーダーは直ぐにロスカットされてしまうのか?
今更ながら復習をします。
レバレッジは、少ない資金でもリスクを受け入れることで資金以上の取引を可能にするFX業界の数少ない武器です。
特に、ハイレバレッジはタイミングさえ合えば少ない資金が何倍にもなる可能性を秘めていて非常に魅力的ですが、欲に溺れてしまうとあっという間に資金を吸い取られてしまう「諸刃の剣」であることをよく認識しておきましょう。
え?そんなことは分かっているって?
いや、多分分かっていない。
僕も分かったフリをずっとしていたから、その気持ちはよく分かる(´・ω・`)
口では「分かっている」と言いながら、いつものように根拠の無い無茶なトレードをしようとしている。
根拠があるから大丈夫!と自分に言い聞かせながら・・・
現代の日本では、収入格差がドンドン広がり、金持ちと貧乏人の差が激しく、大半の人が貧乏人です。
嘘みたいな本当の話ですが、普通に生きているだけでは全く貯金できず、人によっては貯金を食い潰しながら生活をしてる人もいる位です。
なんとしてでも、金持ち層に食い込むためにはFXで逆転するしか無いと考える人が多く、僕もそのうちの一人です(´・ω・`)
そして今までの失敗は、この先にトレードで1億円を作るための準備運動ですよ(`・ω・´)
でも、リスク覚悟でレバレッジの高い取引をしてしまい、結果的に失敗してしまう・・・
いい加減気付きました。
レバレッジが高すぎるんだと。
ハイレバトレードが失敗したときに、まぁまぁヤバい状況になってしまうんだと。
その理由は次章の表を見て判断して下さい。
レバレッジ毎のリスクと可能性

レバレッジ | 1万通貨毎の必要証拠金(円) | 最大購入枚数(1万通貨単位) | ロスカットまでの余力PIPS(最大枚数購入時) | 備考 |
---|---|---|---|---|
25 | 43,981 | 11 | 367 | 国内業者のレバレッジ |
100 | 10,995 | 45 | 89 | |
200 | 5,498 | 91 | 44 | |
400 | 2,749 | 182 | 22 | |
500 | 2,199 | 227 | 18 | XMゼロ口座の最大レバレッジ |
888 | 1,238 | 404 | 10 | XMスタンダードの最大レバレッジ |
まず、注目して欲しいポイントは「最大購入枚数(1万通貨単位)」と「ロスカットまでの余力PIPS(最大枚数購入時)」です。
当然ながら低いレバレッジの場合は、余力が大きいです。
レバレッジ25倍なんて、最大枚数のエントリーをしても、余力が3.6円もあります。
一方、レバレッジ888倍で最大枚数のエントリーをした場合の余力なんて、たったの10PIPSですw
XMは888倍までレバレッジを掛けられると思って、フル活用してしまうと直ぐ死んじゃうメカニズムになっています。
こんな記事も書きましたので、こちらも読んでみてください。
取引業者はそれを売りに仕掛けてきますが、それに乗ってはいけません!
甘い言葉には裏があるのです・・・
他のハイレバ欄の余力を見ても、微妙に心細い数字になっているので、高く見ても200倍くらいに制限する方が現実的な数字だと思いませんか?
もっと余裕を持つなら100倍程度が無難だと思えます。
レバレッジを低く設定することで、エントリー枚数は減りますが、リスクも減ります。
少ない余力の範囲内で、大きな利益を狙える可能性はゼロではありませんが、僕の経験上かなりゼロに近い確率になります。
自分の予測として、その余力以上逆に行くことが無いと思えるときだけレバレッジ設定を上げて勝負すれば良いと思いますが、そんなことが出来るんだったらいつもそうしてますよね?w
ハイレバトレーダーは勇者だけど勝者にはなりにくい

余力なんて20PIPS程度あれば十分!自分の読みは間違えていない!と思い込んでトレードする尖った時期が僕にもありました。
反抗期みたいな物です(; ・`д・´)
尖ったトレードをして大勝ちしたときは、最高の気持ちになります。
40万円が200万円に数時間でなることもありますし、成功したときは気持ちいいです(*´Д`)
でも、ずっと感じていた感覚として、心の底から喜べない自分がありました。
次のトレードで得た利益を全部ぶっ飛ばすかもしれない不安。
今まで負けた総額に遠く及ばない利益は、一時的な喜びに過ぎません。
負けの総額を減らすためにどうすれば良いのかを考えていくことが勝者への道になるんじゃないかと、最近は思うようになりました。
負けにくくするために、余力を大きくすることは絶対条件です。
それを制御するのがレバレッジです。
お金を失う回数が減るんだったら、得る利益が減っても良いじゃ無いですか。
ます、強制ロスカットされない方法を考えていきましょう!