
政治的要因
さて、4月12日に予定されていたイギリスのEU離脱の件ですが、きっちり延期されました。
元々の話ではブレグジット期限が3月末だったと記憶しておりますが、今のところ最長で10月末まで期間を延長する措置が取られております。
ズルズルと先延ばしになっている観点から考えるに、EUはイギリスを手放す気は無いという所なのでしょうか。
どっちでも良いけど早く決着つけて白黒ハッキリさせて欲しい所です。
「はよせーや(´・ω・`)」とw
と見せかけて、実は6月1日にハードブレグジットさせる罠が隠れています。
イギリスはEU離脱を先延ばししたことで、EU議会へ参加する義務があるとのことですが、その議会に参加しなかった場合強制的に離脱となるそうです。
なにこれ?w
今まで散々揉めておいて、議会に参加しないだけでメイ首相が望むEU離脱が実現できるなんて、こんなハードルの低い話があっていいのでしょうか?
その焦点となるのが、5月23日に行われる予定のEU議会です。
この議会にイギリスが参加するかしないかで、ほぼブレグジットの方向が決定されます。
チャート分析
政治的な大人の話は偉い人や専門家に任せておいて、トレーダーとしてはチャートがどのように推移するのかの方が大事です。
今現在、ポンドドルは週足レベルでも確認できるペナント状態になっています。
一般的にペナントをブレイクすると大きく動くと言われておりますが、政治情勢的にどうなるのかは、予想が出来ません。
多分、予想するだけ無駄な話で、HFが動かしたい方向に動かしてくるの思うので、その流れに乗るのが安全策では無いかと考えています。

HFが大きく動かしてくると仮定した場合、必ず上下に大きく揺さぶってきます。
あたかも一気にペナントブレイクをして勢いがあるように見せかけてくると思っています。
こういう情勢の時にブレイク狙いの人は多いと思うので、僕の経験上、結構な確率で上下に揺さぶってきます。
過去何度も騙された経験があります(;´∀`)
1回や2回では無く、数回大きく上下に振ってから10円クラスの値動きになるかも知れません。
いつどのタイミングでどう動くかは分かりませんので、大きな動きがあるまではストップ浅めで逆張り指値が有効な戦略かな?と思ったり思わなかったり。
トレンドラインのスクイーズ箇所は数日以内に突破しますので、今週から5月23日までの間は、ポンドはHFのおもちゃになる可能性が高い。
それまでの期間をレンジとして想定しておくのであれば、逆張りで大きく稼げるチャンスでもあります。
少なくとも5月23日を過ぎるまでは大きな動きをしないと考えるのが妥当では無いでしょうか。
なるほど。参考にします。
チャートばかりだとブレイク期待で視野が狭くなりますが一歩引くとEU債務危機のプロレス相場を思い出させます。
ユロルも散々パリティ割れが時間の問題とか煽りまくって長いレンジに嵌め込みながら結局千ピプス単位での戻りになりました。
今回は極端に片方にポジションが傾いてるとも思えないので同じような動きになるとも思えませんが、値幅は出て面白くなりそうではありますね。
上下の大規模ダマシ合いはのちのち結局ファーストブレイク方向に順行するという私の中での超ローカルアノマリーがありますが、、、どうなるんでしょうね⁇
ユロルのパリティ懐かしいですねw
こういう時って、皆が思っている方法と逆に行くアノマリーが僕にはあります。
今、ハードブレグジット懸念後退と見ている人が多いと思うので・・・